【pleasanter】リマインダー機能についてちょっと勉強してみた

※おことわり
2025年6月時点の情報です。プリザンターのバージョンは 1.4.15.0 です。Google Chrome でやっています。
javascript,html,cssともに初心者です。調べながら、やってみながら、きっとこうすればいいんだ！という感じで書いていますので、間違っている、または効率的な書き方ではない可能性が大いにあります。間違ってるよ！とか、こうしたほうがいいよ！ということがありましたら、コメント等で教えていただけると大変ありがたいです。

１．はじめに
２．リマインダーの概要
３．項目（日付）と範囲、状況の関係でリマインダーはどうなるか
４．さいごに
５．参考文献、記事

１．はじめに

久しぶりの投稿です。Microsoft方面で小突き回されておりまして。私はプリザンターがやりたいのにぃ。

さて、前回まで通知について勉強したことを書いてきました。

通知をマスターしたら、リマインダーやプロセスの通知も自然と理解できるようになりました。なので、やらなくてもいいかなー、と思ったのですが、せっかくなのでリマインダーについても改めてしっかり勉強してみようと思いました。

で、改めて公式マニュアルを読み返してみました。そうしたらですね！しっかりみっちり書いてあるので、ここでチマチマ書かなくても、これ読めばいいじゃん！という結論になりました。

実は、以前はマニュアルを読んでも理解できなかったんです。しかーし、通知を勉強した後に読み直すと「わかる！わかるぞ！」となりました。（ラピュタのムスカの心境）

というわけで、細かいことはここではやらず、私が最も理解しにくかった、リマインダーをどのように設定したら意図するタイミングでリマインダー送信できるように設定するか、を例を交えてやってみたいと思います。

２．リマインダーの概要

テーブルの管理＞リマインダータグで「新規作成」をクリックしたときの画面です。
ここで、リマインダーの設定をしていきます。

では、上からざっくりと。
詳しくは、公式マニュアルを見てくださいね。

１）リマインダー種別

メール、Teams等のリマインダー送付手段を設定します。
この記事では基本的にメールを使用した場合の記載となります。（会社のプリザンターがメールだけなので、それしか使ったことがないので）

２）件名

リマインダー通知の「件名」を設定します。何のリマインダーメールだよーとわかりやすい件名を設定するとよいですね。

３）内容

メール本文に記載される内容を設定すします。
デフォルトは [[Records]] となっていますね。
[[Records]] にはリマインダー対象となるレコードの一覧が出力されます。

４）行

これがなにかわからなかったのですが、上記「内容」の [[Records]] に表示される内容になるのではと思っています。ここで、各レコードのどの項目を出力するか、を指定します。

『内容』には [[Records]] 一覧の前後に表示する文言を指定し、
[[Records]] には『行』で指定したレコードの項目等、が表示される。

例えば内容、行にに以下の設定をしたとします。

すると

以下のメール内容となる、と思われます。（自宅プリザンターにメールの設定していないので確かこうだったというおぼろげな記憶）

５）差出人

差出人を指定します。
会社のプリザンターは差出人は固定になっているようで、この欄は表示されていませんでした。

６）宛先

宛先を指定します。
宛先の指定の仕方は通知と同様です。
【pleasanter】通知について勉強してみた②宛先の指定方法

７）項目

日付項目、完了、開始等の日付項目を設定します。
リマインドの基準となる日付となります。

８）開始日時

リマインド機能を開始する日時を設定します。

９）期間種別

毎日、毎週、週/曜日、毎月、月末、毎年の種別を指定します。
毎日しか使ったことがありません。。。
詳細が公式マニュアルにあります。

９）範囲

（７）で指定した日付項目と、この「範囲」がリマインダー設定の要となります。
基本的な考え方は、[範囲]に指定した日数の範囲内に[項目]で指定した「日付項目」の日付が入ったときからリマインダーが送信され始めます。

[範囲]に３を指定した場合、当日を含めた3日間に[項目]に指定した「日付項目」の日付があるレコードがリマインダー対象となります。つまり「日付項目」の日付の2日前からリマインダー送信が開始されるんですね。

[範囲]に1を指定した場合、当日を含めた1日間に[項目]に指定した「日付項目」の日付があるレコードがリマインダー対象となります。つまり、「日付項目」当日にリマインダーの送信が開始されるんですね。（８）の開始日時の時刻を23:59等にすると、帰った後にリマインダーが送信され、AM1時等にしておくと、出社前にリマインダーが送信することになりますね。

項目に「日付A」を指定したとします。
範囲を「３」とした場合

日付Aを１として、前に数えて3日前からリマインダー送信が開始されます。
つまり、日付Aの2日前、言い換えると３日後に日付Aが来る日からリマインダー送信が始まります。

範囲を「１」とした場合

範囲が「１」なので、日付Aを「１」としてかぞえるので、日付A当日にリマインダーメールが送信され始めます。

１０）過去に完了したものも通知

基本的には「完了」したもの（900以上）のレコードについてはリマインドの対象外となりますが、あえて完了したものにもリマインドを送信したい場合はこちらにチェックを入れます。

使ったことはないです。めちゃくちゃしつこくなりそう。

１１）該当がない場合は送信しない

対象レコードがない場合は、リマインダーを送信しない場合はこちらにチェック。

って、対象レコードがない場合、リマインダーって送信されるの？

１２）URLを送信しない

リマインドメールにレコードURLを記載しない場合はこちらにチェック。
URLがあった方が便利な場面が多いので、使ったことはありません。

１３）期限切れを送信しない

期限超過のレコードについて、リマインダーを送信しない場合はこちらにチェック。

１４）条件

上の図では表示されていませんが、ビューを設定している場合、「条件」を指定することができます。条件を指定する考えかたは通知と同じです。
【pleasanter】通知について勉強してみた③タイミング

１５）無効

リマインダー設定を無効にする場合にチェックします。

リマインダーをやめることにしたが、後日またリマインダーが必要になるかもしれないから設定はとっておきたいな、というときに「無効」の選択肢があるのは便利ですよね。

３．項目（日付）と範囲、状況の関係でリマインダーはどうなるか

例です。

以下の設定をしたとします。

項目=日付A
範囲=3
期間種別=毎日
開始日時=6/1 12：00
過去に完了したものも通知=OFF
期限切れを送信しない＝OFF

今日の日付が「6/20」の場合、以下の各レコードはリマインダー送信対象となるか。

№	日付A	状況	リマインダー送信	説明
1	6/15	未着手(100)	送信対象	今日6/20は日付Aの6/15を経過しており状況が900未満
2	6/22	未着手(100)	送信対象	日付A6/22は今日6/20から3日以内で状況が900未満
3	6/30	未着手(100)	送信対象ではない	日付A6/30は今日6/20から3日以内ではない
4	6/15	完了(900)	送信対象ではない	状況が900以上
5	6/22	完了(900)	送信対象ではない	状況が900以上
6	6/30	完了(900)	送信対象ではない	状況が900以上
7	5/25	未着手(100)	送信対象ではない	日付Aが開始日6/1より前

6/20から未来に向かって当日を含めて3日以内の日付（つまり6/20～6/22）で、状況が900未満のレコードがリマインダーの送信対象となります。
リマインダーの送信対象となったレコードは状況が900以上になるまでリマインダーが送信されます。よって一度リマインダー送信の対象となった№１のレコードは、完了になるまでリマインダーが送信されます。