【Excel/関数】24時間を超える時間の表示方法と分換算方法

エクセル

2022.10.08

エクセルで勤務時間の計算をしたときに、月間の勤務時間が24時間を超えることがあります（普通はそうだ）。合計した勤務時間を分換算するときにあれっ？となったので、備忘録として記載します。

１．24時間を超える時刻の表示方法

山田太郎さんの勤務時間の表があります。終了時刻から開始時刻を引いた時間を勤務時間とします。その勤務時間を最後の行で合計しました。
すると。あれ？なんか少なくね？となってしまいました。百何時間になるはずなのに。

書式が　hh:mm　だと、24時間を超えると日付の方に繰り上がってしまうのです。

そこで書式を [h]:mm とすると！24時間を超えた時間も表示してくれるようになりました！
163時間と20分ですね。

で、次にこれを分換算したいなあと思いました。

（HOUR関数で時間を取り出し×60）＋ MINUTE関数で分を取り出し
としたら、163時間20分を分換算できるなあ、とおもって出してみたら、またあれ？となってしまいました。なんか少ない。

HOUR関数で24時間を超えた分は「日」の方に繰り上がってしまい取り出せないようですね。
なので、Day関数で○日も出しましょう。
○日×24×60で○日分が分換算できます。

まとめて書くと
=(DAY(E23)*24*60)+(HOUR(E23)*60)+MINUTE(E23)

9,800分になりました。

ちなみに、一日ずつ分換算していって、合計する方法も簡単ですね。

ちなにみ、月間合計のところの書式を　[m] とすることで、わざわざ分換算しなくても○分ということが分かりました。

以上になります。