第二弾「これもべんり!ちょいちょい使う関数たち6選」
②ROUND関数(ROUNDUP関数、ROUNDDOWN関数)
前回は①IFERROR関数でした。
今回は②ROUND関数(ROUNDUP,ROUNDDOWN)です。
ROUND関数は指定した桁数で数値を丸めます。
ROUND関数は四捨五入
ROUNDUP関数は切り上げ
ROUNDDOWN関数は切り捨て
です。
指定の仕方は
=ROUND( 数値 , 四捨五入したい桁数 )
例えば整数にしたい場合は四捨五入したい桁数に 0 を指定します。
=ROUND( 100.5 , 0 ) は 101 になります
小数点第二位までにしたい場合は桁数に 2 と指定します。
逆に千円単位にしたいときは数値をマイナスで指定します。
あっさりしていますが、ROUND関数については以上です。
似たような関数で INT関数というものがあります。
INT関数は数値を整数にします。
「その数値を超えない最大の整数を返す」とあります。
(こちらで勉強させていただきました)
切り捨てる(INT,TRUNC),切り上げ(EVEN,ODD),剰余や商を返す(MOD,QUOTIENT):Excel関数 (dti.ne.jp)
ROUNDDOWNで0を指定したときと同じじゃないの?と思いきや、負の値の時の戻り値が違います。
ROUNDDOWN関数は
=ROUNDDOWN( 3.234, 0 ) → 3
=ROUNDDOWN( -3.234, 0 ) → -3
INT関数は
=INT(3.234) → 3
=INT(-3.234) → -4
ROUNDDOWNによる負の値の小数点以下切り捨ては値が大きくなります。
INT関数による負の値の小数点以下切り捨ては値が小さくなります。
ややこしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は③RANK関数を予定しています。
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